ニューヨーク外国為替市場の取り引きは、現在1ドル154円50銭台で取り引きされている。市場では先月29日・今日と日本政府・日銀が相次いで市場介入に踏み切ったという見方が強まっているが、記録的な円安水準の要因となっているアメリカのインフレの根強さや経済の堅調さ、日米の金利差の状況に変化が起きたわけではない。注目は3日に発表される雇用統計。就業者数・賃金上昇が市場予想を上回った場合、FRBの利下げがさらに遠のくという見方から、円安が一段と進む可能性がある。さらに、アメリカの物価の動向が焦点になる。
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