2月6日、日産・内田社長がホンダ・三部社長に対し経営統合に向けた協議を打ち切る意向を伝えたことが分かった。両者が経営統合に動きだしたのは去年12月。日産の業績不振がきっかけだったが、日産側はあくまでも対等な統合を強調していた。日産とホンダは当初持ち株会社を作ってそれぞれが傘下に入る想定で協議を始めた。しかしホンダ側は日産のリストラ策などが想定通り進んでいないとして日産に対し子会社化を打診。これに日産側が猛反発し、経営統合は事実上破談となった形。寺島氏は「日本の自動車産業が真剣に向き合ってもいい分野は沢山ある。そのような発想を持つべき」などと話した。