そもそも現状の苦境を招いたのは主要市場で売れる車を世に出せなかったことが大きい。電気自動車の普及ペースが鈍る中人気が高まるハイブリッド車を投入できていない。トランプ関税の影響も足かせ。日産は世界販売台数3割弱を米国が占め、追加関税の影響で年間約4500億円のコストが生じると試算しており合理的効果の大半が吹き飛びかねない。日産にとって経営再建には他者との提携が欠かせない。ホンダとの経営統合協議は白紙になったが三菱自動車を含む3社による車の電動化や知能化をめぐる協業は今後も深める構え。(毎日新聞)
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