トゥミさんのオススメの日本刀の楽しみ方は、逸話を知ること。有名なものだと、徳川家に呪いをもたらしたとされている「村正」などがある。今回紹介するのは、自ら鬼を切ったとされる「祢々切丸(ねねきりまる)」。栃木県の日光二荒山神社中宮祠 宝物館に収められており、長さ3.24m、重さ24kgと巨大なのが特徴。14世紀に南北朝時代に作られたと言われる、日本最大級の大太刀となる。祢々切丸は、「祢々」という妖怪に困っていた村人を救うため、自ら鞘を飛び出し、切りつけたとされている。次に紹介するのは鬼を切ったとされる「童子切安綱」。東京国立博物館に収められており、天下人を渡り歩いた日本で最も有名な名刀。平安時代、化け物退治で有名な源頼光が、町で暴れまくっていた酒呑童子の首を斬った伝説のある方なだという。このような日本刀を展示している場所は、全国で150か所以上あるという。福岡県の福岡市博物館では、織田信長が無礼を働いた茶坊主を押し当てるだけで斬った「圧切長谷部」、山形県の米沢市上杉博物館では上杉謙信の愛刀「姫鶴一文字」などが展示されている。
住所: 京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
URL: http://www.ryozen-museum.or.jp/
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