東京世界陸上の男子マラソン代表をかけた最終決戦。この東京マラソンで日本新記録を出せば即内定。マラソン代表の内定条件は日本記録2時間04分56秒を更新+日本人1位。レースは初マラソンとなる青山学院・太田蒼生が世界のトップに食らいついていった。太田は15kmの時点で2時間2分の日本新ペースでレースを展開。23km地点を過ぎて先頭集団からおくれ後退。ここで日本人トップに立ったのが日本歴代2位のタイムを持つ池田耀平。40km付近では市山翼が日本人トップに出てきた。市山翼は日本人トップ10位・2時間06分00秒でフィニッシュし参加標準記録も突破し代表候補に名乗りを上げた。そして、女子では日本人トップの11位で安藤友香がフィニッシュ(2時間23分37秒)。