先週金曜日はAPEC首脳会議が開幕。午前中のオープニングには高市総理の姿も見られたものの昼食会を急遽欠席。日中首脳会談などの準備に当たったためとされている。午後5時過ぎ、会場で待っていたのは習近平国家主席。トランプ氏や李在明大統領との会談ではにこやかに握手を交わした高市総理だったが、今回はやや固い表情に見える。さらにトランプ氏の時と比べると距離感も。高市総理が投稿した写真では互いに笑みを浮かべ親しげな様子。現地で取材した立山北京支局長によると、首脳会談の開催までギリギリの調整が進められていたという。「中国側は直前に行われた日米首脳会談の様子を見ていたんだと思う。ここでどういうメッセージが発せられるのか、特に中国に対して日本とアメリカがどういう姿勢で臨むのかというものを見たうえで、「これだったら高市総理と会談してもいいのでは」と最終的に判断したと思う。高市総理は保守派と言われているが、実は安倍元総理も保守派として中国は非常に警戒していた。しかし、安倍元総理のときに日中関係というのは一番進展している。中国としても高市総理に警戒はしつつ安倍元総理のようにうまく日中関係をマネージメントできるのではないかというふうに思っているのではないか」と話した。約30分間の会談の結果、日中関係の安定化に向けて今後も対話を続ける方針で合意した。
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URL: http://www.yasukuni.or.jp/
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