東京・銀座で午後8時前、韓国から一時帰国している清水真帆さんは、韓国で開催する大谷選手のドジャース開幕戦チケットを取ろうと話していた。今夜8時、約1万7000席を巡ってチケット争奪戦が始まった。ただ、このチケットの販売サイトは韓国の住民登録番号や(韓国で契約した)本人名義の携帯番号などを求める欄があり、韓国在住以外はハードルが高い。清水真帆さんは、時報の秒針を聞きながら購入に挑戦したが、表示されたのは1万7000人以上が待機しているという文字。約30分後、完売していた。韓国・ソウルで同じく争奪戦に敗れたのは、これまで大谷グッズに1000万円以上を費やしたというイ・ジェイクさん。やはり難しかったチケットの獲得。販売開始40分後には、SNS上には開幕戦のチケットを譲渡するという案内が次々と書き込まれていた。JTBスポーツビジネス共創部の五十嵐善寿氏は、新しい商品ということでぜひご期待頂きたい、と述べた。JTBが日本で開幕戦観戦ツアーを日本で販売することが決まった。唯一明らかになったのは、平等性ということで先着順ではなく抽選制だという。東京・渋谷でチケット獲得のチャンスに大谷ファンは「20万~30万(なら買う)」と話していた。JTBは開幕戦ツアーの詳細を2月以降に発表するとしている。