先週、都内の順天堂医院メンズヘルス外来を次々と訪れていたのは「更年期障害」の症状を訴える男性。男性の更年期障害に詳しい順天堂大学大学院・堀江重郎主任教授によると「(他にも)疲れやすい、十分眠れない、頻尿、いろんなことが面白くない(笑わなくなる)などの症状がある」と話す。40代以上の男性の6人に1人が該当すると言われている更年期障害。堀江重郎主任教授によると、緊張や周囲の評価を得られないことなどが原因で男性ホルモンが減少し、更年期障害を引き起こす。一時は起き上がることすら難しくなり休職を余儀なくされたという50代の男性。しかしホルモン注射を打つなど治療を続けると気力が上がってきたと話す。さらにめざまし8が取材したのは更年期障害の症状を経験した俳優・画家・片岡鶴太郎(69歳)。「毎朝、鉛を飲んだような重苦しさ」「人と会って話してても(以前は)話題に夢中になって話してられたのに今はその話題に乗り切れない」「我を忘れて没入することができなくなってる」と話す。50代で症状を自覚、当時は仕事に物足りなさを感じていた時期だった。「40歳の時に絵を発表し毎年展覧会をやっていたが、やることが当たり前に、新鮮なニュースではなくなっていた」「ドラマで役者としてもいろんな役をやり老けでもないし若くもないという中途半端な年齢」と当時を思い返す。変化をもたらしたのが「運動と食事」。運動と食事の見直しでヨガをやるように。その結果「非常にポジティブな思考に変わっていった」と話す。ヨガは10年以上続けている。まずはストレッチが大事。簡単なヨガのポーズを実演。