7年前に男性更年期障害を発症した男性が気がついたきっかけは体の些細な変化。仕事の能率の著しい低下、不眠症状、体重の急な減少があったという。また、大量の汗をかく、ヒゲが伸びなくなるなどの症状が出た人もいた。女性の更年期はエストロゲンの低下だが、男性もテストステロンという男性ホルモンの低下が原因。女性の更年期障害は閉経前後の10年間が終わると症状が改善するが、男性は出口が見えないためやっかいだという。また、テストステロンが急激に低下すると30代でも発症することがある。男性更年期障害最大の敵はストレスで、特に40~50代は更年期障害を発症しやすい。また、デスクのフリーアドレス化によって居場所がなくなる感覚に陥り、テストステロンが低下するという報告も。さらに、肥満も男性更年期障害の原因になる。