台湾総統選挙で与党・民進党の頼清徳氏が勝利した。蔡英文総統が築いてきたアメリカとの連携強化路線を継承するなどを訴え支持を広げ550万票以上を獲得し初当選した。5月20日に総統に就任し、民進党は初めて3期連続で政権運営することになる。最大野党の国民党・侯友宜氏は当初の予想ほど支持を伸ばせず90万票の差をつけられての敗北となった。中国は頼清徳氏について戦争リスクをもたらすトラブルメーカーと厳しく批判していた中国が台湾に対して軍事・経済面で揺さぶりをかけるか動向に注目が集まる。
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