山本さんは世界を飛び回っていて学会で実技指導を行った。山本さんは小さい頃引っ込み思案で人付き合いが苦手だが好きなことにはのめり込む。大学でも1つのことを突き詰めるほうが自分にあうと医師の道を志した。選んだのは形成外科医で新たな治療法を生み出せる余地があると思ったから。そこで出会ったのはスーパーマイクロサージャリーの第一人者である光嶋さん。山本さんは29歳の時顔面神経麻痺の患者に出会った。手術を行ったが麻痺が改善しなかった。患者はそれでも感謝を伝えた。山本さんは病状だけでなく患者の価値観や心の内を知るため普段の生活に耳を傾けている。