風邪をひく人とひかない人の違いを調べるため、4人のチャレンジャーに集まってもらった。まずは風邪にかかりやすいという遠藤さんと菅野さん。遠藤さんは年6回、菅野さんは年4回毎年風邪をひく。一方感染症にかかりにくい水野さんと鈴木さんは、10年以上風邪をひいていない。なぜこの2組にはこれほどの差が生じているのか。國澤先生によると、唾液量の違いによって免疫力の違いがわかるという。そこで安静にした状態で15分間自然に流出する唾液を採取。結果は遠藤さんがダントツで少ない量だった。
唾液は感染症から身体を守る粘膜免疫の最前線ともいえる。粘膜免疫とはウイルスや細菌が口や鼻から侵入してきた直後、身体の中に入らないようシャットアウトするもの。唾液の中にはIgA抗体というものが含まれており、これはウイルスなどの病原体が侵入した際に中和し感染そのものを阻止することが出来る。つまり唾液量の少ない遠藤さんはIgAの量も少ない可能性がある。
唾液は感染症から身体を守る粘膜免疫の最前線ともいえる。粘膜免疫とはウイルスや細菌が口や鼻から侵入してきた直後、身体の中に入らないようシャットアウトするもの。唾液の中にはIgA抗体というものが含まれており、これはウイルスなどの病原体が侵入した際に中和し感染そのものを阻止することが出来る。つまり唾液量の少ない遠藤さんはIgAの量も少ない可能性がある。