牧野金蔵は1859年に三浦三崎で生まれた。牧野家は徳川直参の旗本(徳川将軍家に仕え、将軍謁見が許された上級武士)。幕末の旗本を研究する樋口雄彦さんは、明治維新で社会は一変し、徳川家に仕えていた幕臣たちは拠り所を失い、新たな道を模索せねばならず、そうした境遇の変化こそアルゼンチンに渡った理由ではないかと考えているという。一方、旗本は江戸に屋敷があってそこで生活するのが普通だが、三浦三崎に生まれて育つというのは違和感があるとも話した。取材班は神奈川・三浦で牧野について調査したが、得られた情報はなかった。
住所: 千葉県館山市館山351-2
