能登半島地震では土砂崩れなどで道路が寸断され、多くの集落で孤立状態となり、物資や通信手段の確保が課題となった。千葉県の調査によると同じ用に孤立する恐れのある集落の数がおよそ500にのぼることがわかった。どのように対策を進めるか、現場での模索を追った。館山市では備蓄も各地区で進めているが、全ての集落の備蓄は難しいという。市は地域での自助・共助を進めて欲しいとしている。
2019年の台風災害の際に孤立した南房総市の大井地区。能登半島地震を受けて取り組んでいるのが発電機の購入、衛星通信機器の設置、水の確保など。住民同士で助け合う環境を作りあげている。
2019年の台風災害の際に孤立した南房総市の大井地区。能登半島地震を受けて取り組んでいるのが発電機の購入、衛星通信機器の設置、水の確保など。住民同士で助け合う環境を作りあげている。