アイアンマンレースの最高齢完走記録を持つ93歳の稲田弘さん。運動不足解消のため70歳からトライアスロンを始め、その競技歴は20年を超える。高齢になっても挑戦できることがモチベーションだそうで、「長い距離で長い時間やるからずっと楽しい。今が青春だなと思う時がある」と語る。85歳の時、トライアスロンの中でも最長・合計226キロのアイアンマンレースを完走し、世界最高齢記録に認定された。強靭な体を作るのはこだわりの食事。管理栄養士のアドバイスを受け、20種類以上の食材を使って作っている。20年ほど前に妻を亡くし、現在は自炊して毎朝同じものを食べるのが日課だ。年内の目標は日本選手権の完走。90歳を超え、衰えを感じることも少なくないそう。それでも、「やればできる」をモットーに厳しいトレーニングに励む。
そして迎えたトライアスロン選手権当日。最初の種目は1.5kmの水泳。この日は波が高く厳しいコンディション。稲田さんは途中で足がつり、1時間あまりかけて泳ぎきったがタイムオーバーに。記録には残らないとわかりながらも次の自転車へ。レースを終えた稲田さんは悔しいと涙を浮かべながらも、「挑戦して挫折もありますけれど、それを工夫して乗り越えていく。それも楽しさがある。まだまだ進化しますよ」と力強く語った。稲田さんはこの大会のあとに合宿も実施し、「来年の大会では完走したい」と意気込んでいるという。
そして迎えたトライアスロン選手権当日。最初の種目は1.5kmの水泳。この日は波が高く厳しいコンディション。稲田さんは途中で足がつり、1時間あまりかけて泳ぎきったがタイムオーバーに。記録には残らないとわかりながらも次の自転車へ。レースを終えた稲田さんは悔しいと涙を浮かべながらも、「挑戦して挫折もありますけれど、それを工夫して乗り越えていく。それも楽しさがある。まだまだ進化しますよ」と力強く語った。稲田さんはこの大会のあとに合宿も実施し、「来年の大会では完走したい」と意気込んでいるという。
