香港でかつて天安門事件の追悼集会が開かれていた公園には、大勢の警察官が配置された。市民が警視に連行する様子も見られた。真相究明の声は封じ込められている。台湾では追悼集会が開かれた。黙祷する様子も見られた。事件の風化に抗い民主主義の大切さを確認する日になっている。香港 ビクトリア公園ではかつて大規模な追悼集会が開かれてきた。ジャーナリストの麦さんは天安門事件について伝えてきた。ビクトリア公園は天安門広場のように市民が意見を表明する場所だったという。1989年6月4日未明、麦さんは事件の一部始終を目の当たりにした。一冊の本を執筆。大きな反響を呼んだ。事実を伝えることの大切さを訴えてきた。2019年に広がった民主化デモをきっかけに「香港国家安全維持法」が導入され、集会が禁じられた。麦さんの本は図書館などから撤去された。香港では人々が事件の記憶を継承していくことが難しくなっている。
