今回の決選投票では共産党が立憲民主党の野田代表に投じる方針で、それ以外はおおむね1回目と同じ名前を書く見込み。1回目の投票で野田代表が得たのは151票で、共産党の田村委員長が得た8票を加えても1回目に石破総理が得た221票というのは上回らない。決選投票では上位2人以外の名前が書かれた票は無効票としてカウントされ、2人のうち多数を得たほうが総理大臣に指名される。これにより石破総理が第103代総理大臣に選出される見通しとなっている。日本維新の会・馬場代表は政策ごとに是々非々で対応するため、石破総理にも野田代表にも投票しないと説明した。また国民民主党・玉木代表も、党が掲げた政策の実現に向けて政策ごとに協力できるか判断したいと強調している。欲しいのはポストではなく手取りを増やす政策の実現だというスタンスで与党との政策協議に臨んでいるという。