来月7日に告示される立憲民主党の代表選挙。枝野前代表がきのう立候補をすることを正式に表明した。今回の代表選挙での立候補の表明は、枝野氏が初めて。消費税5%分の実質的な減税策として中間層までを対象にした給付付き税額控除の創設を打ち出した。今後の党のあり方については「国民政党にならなければならない。最大野党が単独政権を目指す姿勢がなければ、与野党伯仲に持ち込むことはできない」と述べた。こう述べたほか、ほかの野党との連携にを再構築する考えを示した。そして早速街頭演説を行うなど支持拡大へ活動を本格化させている。また党内の立候補要請に熟慮するとしている野田元首相は、昨日訪問先の台湾で頼清徳総統と会談しきょう帰国する予定。野田に近い議員からは立候補に前向きになっているとの見方も出ていて、今後対応を判断する見通し。再選を目指して立候補する意向を固めている泉代表は立候補に必要となる20人の推薦人を固めるため自らに近い議員と支援の呼びかけを続けている。一方江田憲司衆議院議員は支援してもらえる議員は徐々に増えていると述べたほか、馬淵元国土交通相も有志の議員から立候補の要請を受けてるなど、枝野、泉、野田以外の候補者の擁立を模索する動きも出ている。