2021年、13年ぶり7回目の総合優勝を果たした駒澤大学。駒澤大学の大八木弘明総監督は、欽ちゃんと出会ってから選手達がレベルアップしてくれた、勉強させてもらったと明かす。萩本欽一がテレビで初めて語る駒澤大学との秘話。2015年、駒澤大学に73歳で入学した萩本欽一。萩本欽一は入学式の日に迎えてくれたのが駅伝の大八木監督だったという。欽ちゃんが入学する3か月前に優勝を逃した駒澤大学。そのときに5区山上りを任されたのが馬場翔大。低体温症に陥り体が思うように動かなくなる。残り50mで馬場翔大は手をついてしまいながら気力だけでは知り切った。しかし優勝を逃してしまった。馬場は責任を感じ思い詰めていた。大八木監督はチームを励ましてほしいと思い萩本欽一に声をかけた。萩本欽一は、第一線で活躍する秘訣を聞かれ、成功した時喜ぶ時間を短く、失敗したとき悲しむ時間を短くすることだと答えた。その言葉を誰よりも心に刻んだのが馬場だった。馬場は箱根を目指し走り始めた。萩本欽一がもう一人仲良くなったのが2年生の工藤有生。迎えた2016年の箱根駅伝に欽ちゃんも応援に駆け付けた。この後馬場がリベンジの激走。