第100回箱根駅伝で、予想では大学3大駅伝の2つを制している駒澤大学の一強だった。1区の篠原倖太朗が歴代2位のタイムをマークし絶好のすべり出しと思われたが、3区で青山学院の太田蒼生が猛追。区間賞に輝く快走をみせトップを奪った。今大会2年ぶりの優勝を目指し「負けてたまるか!大作戦」と銘打って挑んだ青山学院。4区の佐藤一世も区間賞の走りで2位駒澤との差を広げた。その後もトップを守った青山学院が、新記録で2年ぶりの往路優勝。そして翌日、2位と2分半以上の差をつけて復路をスタートした青山学院。これまで往路優勝した5回はすべて総合優勝を果たしている。2位以下を大きく突き放しアンカーの宇田川瞬矢に渡り、大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。