6区の青山学院・野村は前人未到の区間新記録・56分台のペースでひた走っていた。だが突然苦悶の表情を浮かべる。15km過ぎくらいで左足の裏が血マメ・水ぶくれで痛い中走ったという。そして歴史にその名を刻む大記録となった。中央はタイムを広げられ2位でタスキリレーとなった。3位の駒澤はもう1人のエース・佐藤にタスキを繋いた。帝京・廣田はさらに東京国際と順天堂に迫っていた。廣田は初めての箱根で4位の激走となり、帝京をシード権争いの順位まで引き上げた。7区の駒澤・佐藤は快調に飛ばし前を追う。佐藤はハイペースで中央の岡田を捉えるがすぐに引き離すわけでもなく並走。