長野・松本にある島立小学校にやってきた。子どもたちはバランスや体の使い方が上手にできない子が増えているという。児童・生徒の骨折した割合をみてみると全体的に増えてきている。足や腰が衰えてちょっとした動作で転んだり骨折しやすくなっているという。それを「ロコモ」という。ロコモとはロコモティブシンドロームの省略したことば。年を取ったり、病気などで骨や関節、筋肉が衰えてしまい、立つ、歩くなどの動きがしにくくなることをいう。日本整形外科学会などによると大人だけでおよそ4600万人がロコモの症状があるとみられている。子どもでも運動する力が低下している状態を子どもロコモといい増えている。主な原因は生活のしかたにあるよう。体が成長する大切な時期に子どもロコモになると関節などの病気や骨が弱くなる骨粗しょう症になったり、そのまま何もしないでおくと将来、寝たきりになることも。子どもロコモチェックしてみたところ、55人中20人が子どもロコモだった。調査によると40%以上が子どもロコモだという。