高円寺ではきのう・おとといの2日間、「第7回熱汁祭」が開催された。会場には高円寺周辺の飲食を中心に、13のスープがラインナップ。スープより熱かったのは、売り手側のスタッフ。イベントでは来場者の投票で人気1位の店舗が決定する。それぞれ店同士の距離が近いため、負けたくないと気合十分イタリアン「リストランテドラマティコ」はオープン直後から行列ができ、3連覇中の絶対王者。クリーミーなトマトポタージュにボロネーゼ、チーズを加えた「トマトクリームスープボロネーゼとチーズ添え飲むラザニア!?」を販売。去年2位、スパイス料理店「この一杯のために。」では、ショウガなどを含む20種類以上のスパイスで体の芯まで温まるバゲットに浸して味わう「漢気!! 熱々!! 仔羊キーマのスパイススープ」を販売。じゃぐら高円寺は、ラーメン屋と鉄板焼き屋が真摯に作った「焼きアサリチャウダー」を販売。じゃぐら高円寺自慢の肉味噌をベースにしたチャウダーに、鉄板焼き屋が作ったアサリのバター焼きがたっぷり入った一杯。高円寺 動悸は1年半前にオープンした居酒屋。今回、初めてグルメイベントに出店であり、他の店舗がテント設営中も養生テープを忘れ店の飾りつけが出来ていいなどドタバタとなったが、「イベリコ豚のご馳走豚汁」で勝負。店自慢の出汁にたっぷり野菜、分厚くカットしたイベリコ豚の角煮をのせた一杯。しかしガスコンロ3台体制で挑んでいたが、あまりの回転の速さに、目玉のイベリコ豚の角煮の温めが追い付かない事態となった。そのためガスコンロを取りに徒歩3分の店へ向かった。5分後、ガスコンロが到着し回転率もアップするかと思われたが、鍋、角煮を持ってくるのを忘れてしまった。店と会場を行き来しながら、何とかやりくりしていた。ハプニングに見舞われたが、投票数は凄いことになっていた。オープンから数時間、客が途切れることがなかった。ドタバタもあった高円寺 動悸だったが、なんと初参戦で「イベリコ豚のご馳走豚汁」は1位となっていた。オーナーの渡邉真一さんは高円寺という町が大好きであり、今後もおこういったイベントに参加して盛り上げたいと振り返った。
住所: 東京都杉並区高円寺北2-21-1 リリーベル高円寺スクエアビル
URL: https://koenji-tokimeki.com/
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