自民党総裁選が今日の午後1時から投開票を迎える。国会議員票368票と地方票368票の合わせて736票で争われ、過半数を獲得した候補が新総裁に選ばれる。JNNの最終版の情勢調査では、石破元幹事長・高市経済安全保障担当大臣・小泉元環境大臣がトップを競っているが、いずれの候補も過半数を取ることはできず、3人のうち2人による決戦投票にもつれ込むのが確実な情勢。こうした中、昨夜、自民党・麻生副総裁が一部の麻生派の議員に、高市氏に投票するよう伝えたことが関係者への取材で分かった。一方参院幹部はJNNの取材に対し、「自民全参院議員に決選投票では石破氏に入れるよう働きかけている」と話している。小泉氏の陣営も議員票の積み増しが進み、他の候補に差をつけて議員票でトップを取ることに自信を見せている。今日の午後には結果が判明する。