6年前の西日本豪雨で大きな被害を受けた高梁市で、市民に防災について改めて考えてもらおうと、当時の様子を伝える写真展が開かれている。会場の高梁市図書館には豪雨の直後に市民が撮影したものなど23点の写真が展示されている。西日本豪雨では市内を流れる高梁川や支流の成羽川が氾濫するなどして、各地で大規模な浸水や土砂崩れが発生した。また災害は繰り返し起こることを知ってもらおうと、市内を襲った昭和9年と昭和47年の水害の写真も並べられ、自主防災組織の活動マニュアルや地域別の防災マップを持ち帰ることができるようになっている。写真展は来月16日まで開かれている。