自民党は来月の総裁選挙に向けて、選挙管理委員会の初会合を開き、告示や投開票などの具体的な日程を今月20日の次の会合で決めることになった。総裁選挙は党の規程によって、来月20日から29日までの間に議員投票が実施されることになっていて、委員会は、告示や投開票などの具体的な日程を、今月20日に開く次の会合で決めることになった。また政治とカネの問題を踏まえ、委員からは、「12日以上となっている選挙期間を可能な限り長く取るべきだ」とか、「コストのかからない選挙運動を実現すべきだ」などといった意見が出され、具体策を検討していくことを確認した。委員会のあと、逢沢元国会対策委員長は記者団から、党員票の比重を高めるかどうかも検討するのかと問われたのに対し「今から大きくルールを変えるわけにはいかない」と述べ、党員票の割合については、現在の規程に沿って行う考えを示した。また、鈴木貴子青年局長と高橋はるみ女性局長は、逢沢委員長と面会し、総裁選挙を広く国民に開かれたものにすべきだとして、公開討論会の実施を申し入れた。