福澤さんはきのうの試合の勝利のポイントについて「中日の使い方。2戦目のエジプトでまさかの逆転負け。ここからメンタルの立て直しは相当難しいが中日を使い選手だけでミーティングをした。そこで自分たちの今の状況を整理して前向きな話ができたそうなので、やるべきことが明確になって選手の表情も明るくなった印象」、鬼門の第3セットについては「セットの入りでしっかりスタートできたのが良かった。特にサーブに小川選手を入れた。過去2戦は相手の強烈なサーブにおされてサーブレシーブが崩れたところから相手に流れがいってしまっていたので、先手を打ったところが良かった。」などと解説した。MVPについては「セッターの関田誠大選手。真ん中の攻撃が良かった。高橋健太郎選手の決定率は100%。これこそ日本がやりたいバレーボールだったので、試合を通してできたのは良かった。西田選手もきのうの試合のあとに自分たちはやっと普通に戻れたとコメントしていたので安心した。」などと話した。現在4位の日本。きょうは5位のトルコと対戦する。トルコについて福澤さんは「特にブロックがいいチーム。ブロックを攻略しない限り勝利はないのでブロックカバーが大事になってくる。1本で決めようと思わないことが大事。カギになるのはエースの石川祐希選手。相手は必ず石川選手をマークしてくるのでそこに対し真っ向勝負ではなくフェイントやブロックアウトなどいろんなものを使っていかないといけない。本来石川選手はそういうプレーが得意なので彼の持ち味を存分に出してベストパフォーマンスで勝ってほしい。」などと話した。