「銘柄米の価格はいまだ高騰」しているとスーパーの店長は頭を抱えている。北海道産「ななつぼし」は5kgあたり4946円、富山県産「こしひかり」は5054円。ほとんどの銘柄米が4000円台後半~5000円で高止まりしている。きのう農水省が発表した全国でのスーパーの平均販売価格は5kgあたり3920円。約3ヶ月半ぶりに3000円台になった。ただ備蓄米を含むブレンド米が大幅に値下がりしたものの、銘柄米は4000円台が続いている。店頭で唯一4000円を切っている銘柄米は山形県産の雪若丸。おっ母さん食品館・侭田由美店長は「現状定番の商品はそんなに下がらないのではないか」とコメント。
庶民の味方、鶏肉にも値上げの波が押し寄せている。横浜のスーパーでは国産の鶏むね肉を去年は100g69円で販売していたが、きのうは20円値上げして販売。鶏もも肉に至っては41円の値上げ。セルシオジャパン・鶴田聡部長も驚きを隠せない。高値の理由はエサ代や輸送コストの高騰の他、物価高で安い鶏肉にニーズが高まっている事も考えられている。
値上げは国産の鶏肉だけではない。大盛りが自慢の唐揚げ専門店、キッチンBUS STOP。こぶしサイズの大きな唐揚げを3個のせたお弁当、値段は税込み760円。安さの秘密は国産の鶏肉より安いブラジル産を使っているからだという。その価格にも異変。BUS STOP・中村巧代表は「去年6月と比べると2~3割ほど値段は上がってきている」とコメント。去年は360円で仕入れていたが今年は440円前後に。コメ、鶏肉の高騰が追い打ちをかける。食品ジャーナリスト・高橋寛氏は2つの理由を指摘。世界の鶏肉の消費量は、牛肉の2倍以上。むね肉はタンパク質が豊富で価格も安いしヘルシーだという。2つ目の理由はブラジル国内で発生した鳥インフルエンザ。日本が輸入している鶏肉の約7割がブラジル産。一部地域から輸入停止したことで高騰。ブラジルは今が冬、後4ヶ月ほどたてば、鳥インフルが収束すれば価格も安定すると見ている。
庶民の味方、鶏肉にも値上げの波が押し寄せている。横浜のスーパーでは国産の鶏むね肉を去年は100g69円で販売していたが、きのうは20円値上げして販売。鶏もも肉に至っては41円の値上げ。セルシオジャパン・鶴田聡部長も驚きを隠せない。高値の理由はエサ代や輸送コストの高騰の他、物価高で安い鶏肉にニーズが高まっている事も考えられている。
値上げは国産の鶏肉だけではない。大盛りが自慢の唐揚げ専門店、キッチンBUS STOP。こぶしサイズの大きな唐揚げを3個のせたお弁当、値段は税込み760円。安さの秘密は国産の鶏肉より安いブラジル産を使っているからだという。その価格にも異変。BUS STOP・中村巧代表は「去年6月と比べると2~3割ほど値段は上がってきている」とコメント。去年は360円で仕入れていたが今年は440円前後に。コメ、鶏肉の高騰が追い打ちをかける。食品ジャーナリスト・高橋寛氏は2つの理由を指摘。世界の鶏肉の消費量は、牛肉の2倍以上。むね肉はタンパク質が豊富で価格も安いしヘルシーだという。2つ目の理由はブラジル国内で発生した鳥インフルエンザ。日本が輸入している鶏肉の約7割がブラジル産。一部地域から輸入停止したことで高騰。ブラジルは今が冬、後4ヶ月ほどたてば、鳥インフルが収束すれば価格も安定すると見ている。