いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長が解説。インフルエンザ異例の今シーズン2度目の流行。全国4570校に影響、学級閉鎖は去年同時期の約2倍。伊藤院長によると「インフルエンザB型の患者が急増していて多いときには1日10人以上のときがある」「1シーズンに2度流行期があるのは珍しい。2回目の流行はA型がB型に置き換わり猛威を振るっている」という。特徴が異なり、A型は毎年流行期があり、B型は2~3年に1度流行しA型に感染した人も発症する。B型の流行について「コロナが5類に移行したことも関係しているのでは」と指摘する専門家も。かかった場合の注意ポイントを紹介。伊藤院長は「どうしても看病しなくてはならない場合は気密性の高いマスクでウイルスの侵入を防いだりうがいなどでしっかり洗い流すことが有効」「予防的服用も有効。おおよそ1週間ぐらいはブロックできる」などとした。乾燥で感染リスク増、加湿器やぬれたタオルや洗濯物を干すなどして湿度50~60%を保つ。伊藤院長は「湿度は30%を切ってくると危ない」「花粉症もすごいです」などと話した。