平成25年2月18日、桃の節句を前にひな人形の山地、埼玉・鴻巣市の市役所ロビーに巨大なひな壇がお目見えした。高さ7m、31段のひな壇に1800体を超える人形が並ぶ。地元だけでなく全国からも送られてきた。鴻巣のひな人形は江戸時代から「鴻巣雛」と呼ばれている。特に着物は見えないところまで丁寧に作られており、江戸の職人たちが競って修行にやって来たほど。健やかで美しい女性に成長してほしいという願いが込められたひな人形が、見る人に春の息吹を吹き込む。
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