関東地方では61人が死亡し3人が行方不明となっている東日本大震災。地震発生から14年となるきょう、各地で追悼行事などが行われた。千葉県旭市では最大7.6メートルの津波が押し寄せ災害関連死を含めて14人が亡くなり2人が行方不明となっている。特に被害が大きかった飯岡地区で追悼の祈りがささげられた。市内に住む嶋田洋さんは2階に逃れて助かったが近くに住むいとこの小池正彦さんを津波で亡くした。茨城県北茨城市では最大で高さおよそ7メートルの津波が押し寄せ5人が死亡、1人が行方不明に。大津漁港では漁業者の村山正一さんが漁船を沖に出そうとしたあと行方が分からなくなっている。仲間の漁業者たちが村山さんが大好きだったという酒を海に注ぎ静かに手を合わせていた。いまだ避難生活を送っている人は復興庁のまとめで関東甲信越で合わせて1万3868人。原発事故のあと町の全域に避難指示が出された福島県双葉町。一時およそ1400人が避難した埼玉県加須市には今もおよそ350人が避難生活を続けている。きょうはおよそ90人が集まり追悼式が開かれた。
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮では3つの宗教の関係者が集まって犠牲者を追悼し被災地の復興を祈った。この催しは鎌倉市内の神道、仏教、キリスト教の関係者が協力して毎年開いている。鶴岡八幡宮・阿久津卓也権禰宜は「亡くなった多くの人に祈り、心を寄せることで何か力づけできれば」と語った。
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮では3つの宗教の関係者が集まって犠牲者を追悼し被災地の復興を祈った。この催しは鎌倉市内の神道、仏教、キリスト教の関係者が協力して毎年開いている。鶴岡八幡宮・阿久津卓也権禰宜は「亡くなった多くの人に祈り、心を寄せることで何か力づけできれば」と語った。
住所: 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
URL: http://www.hachimangu.or.jp/
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