立憲民主党の野田佳彦代表は、与党の過半数割れを目指し、自民党と議席を争う1人区を中心に全国をまわった。訴えの柱は物価高対策。「我々は食料品にかかる消費税を 今8%かかっていますが、0%にしようと思います」などと演説。食料品の消費税を原則1年に限り0%にすると訴えた。物価高対策を訴えるときに必ず触れるのがカレーライス。使う食材の価格が上昇し続けているという。さらにガソリン税の暫定税率の廃止が地方経済の活性化に欠かせないと強調した。青森で訪ねたのは米農家。将来に不安を抱える生産者の声を聞いた。与党との対決姿勢を強めてきた野田代表。アメリカとの関税交渉に臨む石破総理大臣の姿勢を厳しく批判した。「おととい7月9日 私の地元の船橋で石破総理は吠えました 『国益をかけて戦っている なめんなよ』と言いました そういう気持ちがあるんだったら遠吠えで言うんじゃなくて直接アメリカの大統領とやったらいかがでしょうか」などと演説した。野党第一党として政策を前に進めてほしいという声が出されていた。