台湾で来年1月に総統選が行われる。与野党の候補が日本で選挙戦を繰り広げている。31日、国民党の候友宣氏が来日した。台北の隣にある新北市の市長で、総統選に中国との関係改善を重視する国民党から立候補する予定だ。まず、媽祖廟に向かった。1日、自民党本部を訪問し、麻生副総裁らと会談した。一方、頼清徳氏は民進党から立候補予定だ。6月には民衆党の柯文哲氏も来日した。専門家によると、関係国から信頼されているか等を選挙民は投票にあたっての判断材料にするのだという。海外に住む有権者は台湾に帰郷して投票する事が憲法で規定されている。