- 出演者
- 柴田文子 小林雅美
オープニングの挨拶。
資源エネルギー庁によると、レギュラーガソリンの全国平均価格が1リットルあたり前週比1円90銭高い176円70銭で、11週連続で値上がりし15年ぶりの高値となった。高値の理由は政府が石油の元売り会社に支給するガソリン補助金を段階的に縮小しているためで、石油情報センターは「来週もガソリン価格は値上がりするだろう」と予想している。
製薬大手のエーザイなどが開発したレカネマブはアルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβが脳に溜まるのを防ぎ病気の進行そのものを抑える効果が期待されていて先月アメリカでは正式に承認されている。この薬についてエーザイは今年1月、国内での承認を求める申請を行っていたが厚労省の専門部会は今月21日に承認するか審議することが関係者への取材で分かった。レカネマブは対象は早期のアルツハイマー病患者に限られ承認されればアルツハイマー病の原因物質を取り除くための国内初の薬になる。
新型コロナウイルスのワクチン接種について、5類移行後も「特例臨時接種」として全額公費での負担となっているが、今年度末に期限を迎える。厚生労働省が来年度から「定期接種」に変更するか、本格的な議論を今月始めることがわかった。「定期接種」となった場合、費用は一部自己負担となるケースもある。厚労省は、「定期接種」の対象者の範囲や、自己負担のあり方などについて議論するものとみられる。
東京・上野の国立科学博物館、マッコウクジラの標本やジャイアントパンダの剥製など、500万点の文化財を収集している。こうした文化財の多くは、温度や湿度を一定に保てる収蔵庫に保管され、傷まないよう慎重に管理されている。ところが、電気代の値上げが続き、5年前は約2.2億円だった光熱費が、今年3.8億円まで急増する見込み。一時的に空調を切るなどの対応を余儀なくされているという。職場の照明や空調も消すなどしているが、資金難に直面。一時、研究費から運営費を補填する事態にまで陥った。国立科学博物館に限った話ではない。JNNが全国15の国立博物館・美術館にアンケートしたところ、高騰する光熱費で施設の運営に影響があると答えた施設は6割以上に上った。このうち、文化財の保管・収集に影響があると答えた施設も全体の2割に上っている。国の担当者は、現状に理解を示しつつも「コロナで減った入場者数も戻ってきている。国としては必要だと判断した場合には措置をしていきたい」としている。国立科学博物館は、この状況が続くと将来的に文化財の収集さえできなくなり、国の研究基盤に影響を及ぼす可能性があると訴える。
開催まで2年をきった大阪万博。約50の国と地域がパビリオンを建設する予定だが、必要となる基本計画を提出したのは、韓国だけとなっている。建設資材の高騰が背景にあり、セメントなどは5割以上値上がりしている。もうひとつの要因が、長期間の工期や多くの人手が必要となるため、建設会社が受注に及び腰になることだ。経産省はきょう、国内の建設会社を対象に、万博貿易保険を導入すると明らかにした。海外パビリオンの建設での未払いのリスクを減らし、建設の受注を進める狙いがある。人事面では、多田前事務次官を万博の支援担当に起用した。建設業界からは、抜本的な解決策にはなっておらず、工期の短さが何よりの課題だとされている。
楽天グループのイベントRakuten Optimism 2023が行われている。モバイル事業で苦戦している楽天だが、三木谷浩史社長は解約率も開始時に比べ大幅に下がっていると強気の姿勢を見せた。1ギガまで0円プランを廃止すると450万を契約数は割り込んだが、急ピッチの基地局整備によって491万まで回復し上昇気流にあるとしている。携帯料金が2000円近く下がるなどの競争が起きていると楽天グループの存在を評価し、全体の成長に大きく寄与していると反転攻勢への意欲も示している。楽天グループはチャットGPTのオープンAIとの協業も発表するなどし、挑戦が必要と主張している。
2日、東京世田谷区で愛犬と地域の安全を守る 「わんわんパトロール隊」の委嘱式が行われた。 「わんわんパトロール隊」は全国各地で結成されていて愛犬と一緒に散歩しながら地域の見守り活動を行っている。
TBS NEWS DIGの告知。
台湾で来年1月に総統選が行われる。与野党の候補が日本で選挙戦を繰り広げている。31日、国民党の候友宣氏が来日した。台北の隣にある新北市の市長で、総統選に中国との関係改善を重視する国民党から立候補する予定だ。まず、媽祖廟に向かった。1日、自民党本部を訪問し、麻生副総裁らと会談した。一方、頼清徳氏は民進党から立候補予定だ。6月には民衆党の柯文哲氏も来日した。専門家によると、関係国から信頼されているか等を選挙民は投票にあたっての判断材料にするのだという。海外に住む有権者は台湾に帰郷して投票する事が憲法で規定されている。
ANAが新ブランド「Air Japan」を発表した。「Air Japan」はローコストキャリアに近い価格設定でフルサービスキャリアのサービス提供を目指した新たな国際線ブランド。片道の最低価格は1万5500円から。
エンディングの挨拶。