ここからはトランプ関税の世界への影響と自動車関税について田中道昭さんと梶川幸司さんに伺っていく。まずは関税の仕組みを解説していった。関税が高くなると日本の製品が売れにくくなるのではないかとのこと。2017年には麻生副総理とペンス副大統領が経済の対話の枠組みを作り、日本側はトランプさんを交渉には参加させないためにペンスさんをターゲットにしていたとのこと。さらに時間稼ぎをしていたという。当時は比較的うまくいったため現在も同じような経済の枠組みを作ろうとしていて誰を担当閣僚するのか2~3人名前が挙がり始めているという。25%の関税がかけられるとアメリカの輸入コストが増え米国では日本車の売り上げが減少し、日本国内の自動車の生産量が減少して部品メーカーの売り上げも減少するとのこと。そして自動車関連メーカーの業績が悪化することで数万人規模の雇用に影響するのではないかと指摘されている。また自動車関連株にも影響し日本の経済全体への影響が避けられない状況だという。