高市氏は5日、党本部で麻生最高顧問とおよそ1時間に渡り会談し人事をめぐり協議した。麻生氏は決選投票での高市氏への投票を自身の派閥の議員に呼びかけ、総裁選での勝利に貢献している。高市氏は党役員人事の骨格を7日にも決める考えで、要となる幹事長には麻生派の鈴木総務会長を起用する方針を固めた。また閣僚では茂木前幹事長について外務大臣への起用を検討していることが関係者への取材でわかった。官房長官では旧茂木派の木原稔前防衛大臣の起用を検討している。茂木氏は総裁選に立候補したが、決選投票では高市氏に協力したとされている。