気象庁によるときょうの関東甲信は上空の寒気や高気圧の縁を回って流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になり夕方から局地的に雷雨となっている。大気の不安定な状態はあす昼前にかけて続く見込みで気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意するよう呼びかけている。また、あすは各地で気温が上がり日中の最高気温はさいたま市や前橋市、水戸市、宇都宮市、甲府市で24度、東京の都心で23度などと最低気温との寒暖差が15度前後になる見込みで体調管理にも注意が必要。さらに、あすからあさってにかけて関東甲信の広い範囲に黄砂が飛来する見込みで物が肉眼ではっきり見える範囲の視程は各地で10キロ未満となりところによって5キロ未満になると予想されている。屋外に干した洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか見通しが悪くなった場合は交通への影響が出るおそれがあり気象庁が注意を呼びかけている。花粉症やぜんそくなどの症状が悪化するおそれもありマスクを着用するなど対策を。