昭和の建築遺産「黒部ダム」。高さ:186m、幅:492m、貯水量:約2億t、発電量:約9億kWh。年間約90万人が訪れる北陸屈指の夏の絶景名所。昭和38年に完成し、総工費は1兆円。のべ1000万人が参加して建設された。映画「黒部の太陽」の舞台にもなった黒部ダムを徹底取材。観光放水は毎年6月下旬~10月中旬にかけて行われ、放出量は毎秒10t以上。晴れた日には虹を見ることができる。水の放出口を三角コーンでふさぐことで水が霧状に拡散する。問題「霧状に放水する効果は?」。正解は「川底が削られるのを防ぐ」。
黒部ダムは水力発電用のダムとして建設された。年間約9億kWh、約30万世帯分の電気を生み出している。昭和31年、関西地域では深刻な電力不足が問題となっていた。その問題を解決するために急務となったのが当時、未開の地だった秘境・黒部峡谷。豊富な水源、急勾配の地形が選ばれた理由。昭和31年、黒部ダムの建設がスタート。まず始めたのが川の迂回ルート作り。次にダムを支える岩盤を整える作業が行われ、工期短縮のために約80tの火薬を利用して山肌を爆破した。スタートから2年後、ダム自体の建設へ。約370万tのコンクリートが使用された。問題「コンクリートを運んだ方法は?」。
黒部ダムは水力発電用のダムとして建設された。年間約9億kWh、約30万世帯分の電気を生み出している。昭和31年、関西地域では深刻な電力不足が問題となっていた。その問題を解決するために急務となったのが当時、未開の地だった秘境・黒部峡谷。豊富な水源、急勾配の地形が選ばれた理由。昭和31年、黒部ダムの建設がスタート。まず始めたのが川の迂回ルート作り。次にダムを支える岩盤を整える作業が行われ、工期短縮のために約80tの火薬を利用して山肌を爆破した。スタートから2年後、ダム自体の建設へ。約370万tのコンクリートが使用された。問題「コンクリートを運んだ方法は?」。
住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺1
URL: http://www.kurobe-dam.com/
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