ソニーグループの3月までの1年間の決算は、ゲームソフトや音楽サービスが好調で売上高が過去最高の13兆円になった。ただ保険事業の運用がふるわず、純利益は9705億円と減益となった。現在「ミッションインポッシブル」などを配給するパラマウントグローバルに対し、およそ4兆円の買収提案をしているとの報道があるが、十時裕樹社長は「報道については当社が発表したものではない」とコメント。純利益が2881億円と1年前と比べておよそ2倍に伸びたエネオスホールディングス。コロナが明け、石油製品の需要が回復しつつあることが理由。エネオスでは2022年女性に対する不適切行為があったとして当時の杉森会長が辞任。さらに去年も、懇親の場で酩酊状態の末、同席した女性に抱きついたとして、当時の齊藤社長が解任された。業績への影響はないとしつつ、再発防止策について強調した。