滑走路に亀裂が入るなど被害が出た能登空港では、応急の復旧工事が終わり、全日空が約1ヶ月ぶりに路線の運航を再開した。千葉県から来た娘と再会した70代の女性は、ついついうれしくて泣いてしまったと話していた。羽田と能登を結ぶ便の運航は来月末までは火・木・土にそれぞれ1往復ずつ。石川県庁に集まったのは、ボランティア。今日から3つの市や町への派遣が始まった。石川・志賀町では野球場に設けられた廃棄物置き場で壊れた家具などを仕分ける作業に当たっていた。一方で、まだボランティアが入っていない地域もある。輪島市の住宅では今も書斎は棚が折り重なるように倒れ、本が散乱したまま。各自治体のボランティア受入状況を見ると輪島市や珠洲市では受け入れの目処がたっていない。ボランティアは事前登録制で個別の活動は控えるよう呼びかけている。石川・珠洲ではり災証明書の交付が始まった。り災証明書の発行を被災地から離れた東京から支援しようという取り組みも。被害が深刻な輪島市の被害について、都内の自治体の職員がリモートで判断する。
富山県入善町の海岸では、津波の高さの調査を行った。一直線に並んだ大きな石は津波で動いたと見られるという。中央大学の有川太郎教授は、少なくともこのあたりにきていたのは2メートルぐらいの津波の可能性が高い、と話していた。
富山県入善町の海岸では、津波の高さの調査を行った。一直線に並んだ大きな石は津波で動いたと見られるという。中央大学の有川太郎教授は、少なくともこのあたりにきていたのは2メートルぐらいの津波の可能性が高い、と話していた。