今月21日、JR東京駅で、東京駅開業110年を記念するイベントが開かれた。いまから60年前東海道新幹線が出発。1964年の東京オリンピック開幕の9日前に開業。当時世界最速の最高時速210キロ。東京‐新大阪間を最速4時間で結んだ。一番列車の運転を担当したのが関亀夫と大石和太郎。関亀夫に0系新幹線が保存される鉄道博物館で当時の話を聞いた。終点の東京駅で、人々が新幹線を祝ってくれている姿が印象に残っているという。最高速度210キロを期待し、車内では速度計に客が集まっていたという。最高速度は到着が遅れそうな時にのみ許可されていたという。関は、一時的に200キロを出して走行させたという。現在東海道新幹線は最高時速285キロまでスピードアップされ東京‐新大阪最速2時間21分で走る。東海道新幹線の利用者は60年間で約70億人。