「キャプテン翼」40年余の連載終了。作者は高橋陽一さん。40年以上にもわたって続けてきた連載の終了は体力の衰えや執筆環境の変化などが理由だという。1981年に週刊少年ジャンプで連載が始まったキャプテン翼。主人公の大空翼がチームメイトやライバルとともに友情を育みながら成長していく姿が描かれている。50以上の国と地域で刊行されコミックス累計発行部数は9000万部以上。サッカー漫画の金字塔として知られ、これまで日本代表をはじめ、海外のトップ選手もファンを公言してきた。連載が始まった当時日本にプロチームはなく、ワールドカップへの出場もまだ先の状況だった。長く続いた連載では多くのファンを魅了してきた。ファンの中には日本代表になった人も。W杯3大会続けて出場した稲本潤一選手。稲本選手は現在主人公が所属した「南葛SC」と同名の社会人チームでプレーしている。世界で戦うトップ選手にも影響を与えてきたキャプテン翼。高橋さんは「翼という漫画の中で表現してきたものが実際のサッカー選手たちにも影響を与えて、世界のサッカー選手にもインスピレーションを与えられるものになったのは大変誇らしい」などコメント。高橋さんによると、今後オリンピック編・W杯での翼の活躍など描く構想があるということで新たなサイトを立ち上げ、今年夏以降にネーム形式で物語の続きを明かしていくとのこと。
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