物流の2024年問題について岸田首相は物流業界のトップ等と意見交換した。物流大手各社はにぬ須川の企業と協力し運賃引き上げを行なっていくことを報告。これに対して岸田首相は「物価上昇を上回る賃上げの実現に総力を上げて取り組んでおり、中小零細企業の賃上げが最重要課題」とし、国が事業者に示す標準的な運賃の引き上げや、運転以外の業務の対価が適正に支払われていることを通じ、来年度10%前後の賃上げが期待できるとの見方を示した。トラックドライバーは全産業平均と比べて労働時間が2割長いのに対して、所得額が1割低いとの事で人手不足の解消に向け大幅な賃上げが出来るかが焦点となっている。