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「物流の2024年問題」 のテレビ露出情報

ドライバーの労働時間規制強化に伴い、2024年4月より運送業の時間外労働の上限を年間960時間に制限された。これにより残業に頼ってきた多くのドライバーの報酬が減少し離職者が増加。業績が悪化し倒産する企業が増える一方で、コロナ禍以降ECの需要が増えトラックの需要が激増。配送が滞り迅速な荷物の到着や低料金を享受できなくなるおそれがある。これらのことを「物流の2024年問題」と呼ぶ。野口教授は物流業界の最低保証給が異常に低く、ボーナスが出ない会社が多いという問題点を指摘。元々物流業界は「きつい・きたない・きけん」の3Kのブラック業種と言われ、離職者が多く新規の求人が難しいと言われてきた。これが報酬減となるとさらに離職者が増加し、就職者が減少する。必然的に物流企業の経営維持が難しい状況となり、2023年にはすでに前年比から32.2%増加している。
解決するための戦略についてまず野口教授は「賃金アップ・料金アップ」「輸送効率の向上」「物流のデジタル化(物流DX)」「ロボット化」を挙げた。物流センター内では無人フォークリフトやアームロボットでの省人化が進んでいる。配送業務では自動配達者や自動配達ロボット、ドローン配送などが取り込まれている。レベル5の完全自動運転を達成できれば一日24時間の稼働も可能なため、ドライバー不足やヒューマンエラー、運賃高騰の呪縛から解放される。物流問題の解消には企業の努力に加え、消費者の理解と協力も必要。ある程度の遅配や料金値上げには寛容になるべきで、何気なく利用している再配達もコンビニ受取などを積極的に活用していく必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月26日放送 0:00 - 0:45 フジテレビ
FNN Live News α(ニュース)
サントリーHDはトラックドライバー不足など、2024年問題に対応するため、荷物を自動で搬送するラックを導入した配送センターを公開。これまで製品をフォークリフトなどで約120m離れた仮置き場に運んでいたため、作業に時間がかかり、トラックの滞留時間の長期化が課題となっていた。自動搬送ラックの導入により、荷物の積み込みにかかる時間が約3割減り、滞留時間も1年あたり[…続きを読む]

2025年4月7日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代(オープニング)
仙台に住む男性は今月1日に首都圏に転勤を命じられたが、期日を過ぎても引っ越しの荷物を送れていない。ドライバーの命と健康を守るために去年始まった労働時間の規制。その影響で荷物を運べない事態が起きている。2024年問題から1年、運送会社が規制を守ることで追い詰められていく構図も。

2025年4月3日放送 9:00 - 11:10 日本テレビ
DayDay.ナゼ?ナゼ?
小学校で取材を行うと新学期の準備で春休み中も多忙といい、先生は「18時で帰らなければならないため、家でも少し仕事する」「子どもとの時間も削りつつやらないと終わらない」と話す。「公立学校教員(小中高)の採用倍率」グラフ(文部科学省の資料をもとに作成)によると2024年度の採用倍率は過去最低3.2倍(2001年度11.7倍)。産休などで担任が不在になるなど教員が[…続きを読む]

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