NHKのニュースサイトから特集記事「人手不足・自動運転トラックで解決?」の紹介。物流業界では、ことし4月からの時間外労働の規制強化に伴ない、トラックドライバーの不足が深刻化している。「2024年問題」ともいわれ対策を取らなければ2030年度にはトラックの輸送能力が34%も不足するという国の推計もある。先月から新東名高速道路でレベル4の自動運転の実証実験が始まった。静岡県内のおよそ110キロの区間に自動運転の優先レーンを設けて今年度から2025年度にかけて本格的な実証走行を行う計画。荷物の重さや積み方によって車体の重心が変化することも考慮しハンドルなどを制御する必要がある。開発担当のグループリーダーは「荷物を積んでいるときのほうが、より慎重に先読みした厳密な制御が求められる」などと話したうえで、実証実験を重ねてソフトウエアを改良していきたいとしている。