- 出演者
- 原田亮介 林修 藤井由依 松陰寺太勇(ぺこぱ) プチ鹿島 佐々木久美
時代とともに働き方が変化するアルバイトを紹介。
山梨県富士吉田市にある温泉旅館「ホテル鐘山苑」では、リゾートバイトを行っている。リゾートバイトは海やスキー場で住み込む期間限定アルバイト。鐘山苑では全従業員約600人のうち60人がリゾートバイト。住み込み期間は半年~3年、10代~70代まで働いている。夏休みや紅葉シーズンなどの繁忙期には増員し、真冬などの閑散期には抑えている。リゾートバイトの時給は1200円~1500円で、多い人だと月収27万円程度。お金が貯まる1つ目のポイントは食事。宿泊者の朝食用ビュッフェが無料で食べられる。昼と夜は仕出し弁当が無料で提供される為、食費が0円となる。2つ目のポイントは敷地内には寮があり、家電・家具付6畳で家賃は0円。3つ目のポイントは夜7時~12時まで露天風呂がある大浴場に入り放題。希望すれば正社員への道もある。
ホテルにとっても合理的システムだと出演者がいう。どの企業でも人材確保が課題だと日本経済新聞の論説フェローがいう。フード&ライフカンパニーズは、時給以外にあるものをプラスしている。奨学金補助をしているという。毎月プラス2万円を出しているという。奨学金を受給している大学生は昼間部で55パーセントだという。卒業したあとに返済することになる。
長野県にある野辺山高原 八ヶ岳グレイスホテルにやってきた。標高1375m野辺山高原に位置する。八ヶ岳が一望できる。高原野菜などが楽しめる。ここのリゾートバイトには新しい傾向がある。60歳のアルバイトさんがいる。建設業界で働いていたという。去年9月から今年5月までの9か月間、北海道のホテルではじめてリゾートバイトをしたという。八ヶ岳は日本百名山に選定されている人気の山岳エリアだ。星空がすごいとのこと。八ヶ岳グレイスホテルは、楽天トラベル「星空が人気の宿ランキング」1位を獲得。星空鑑賞会は毎晩開催される。リゾートバイトを仲介するダイブという会社で聞くと、50歳以上のシニアが増加しているという。客室清掃、洗い場業務までこなし、1日8時間、週5日間勤務働いているという人も。
リゾートバイトのシニアの雇用にはホテル側にもメリットがある。シニアは多様に働くので即戦力となるという。需要が高まっているという。食費代、部屋代がかからず、手取り月15万円だとのこと。ホテルの福利厚生もある。家賃は無料。期間を延長したというシニアの人。
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都会だと見上げないと空が見えないという。どこでも見上げなければ空はないと林さんが言う。65歳以上の就業者は21年連続で増加している。930万人で、65歳以上の人口の4人に1人となっている。労働市場の鍵を握っているという。10月からは最低賃金が上がるという。1121円になるという。全都道府県で平均時給1000円を超える。プチ鹿島さんはベビー用品売り場でバイトしていたという。ベビーカーを売っていた。松陰寺太勇さんはいろんなバイトをしたという。630円の時給だった。
今流行りのスキマバイトについてスポットバイトルには「スキマバイトを利用するシニア世代が活躍中」との記事があった。ディップ横山総括部長は「短い時間でダブルワーク、開いている時間で働きたい求職者が増加。顕著なのは6時間以内の求人が増えている。主婦・シニア・学生が働きに出ている影響」とした。シニア層の応募推移は5年で4倍になった。中高年のスキマバイトを取材、谷口さんは今スキマバイトにある新傾向を体現しているという。タクシー運転手をしながらスキマバイトを始めたが辞めて先月正社員になったという。
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スキマバイトをしている谷口さんを取材。新傾向となっているスキマバイトから正社員になった人で今年スキマバイトの募集を見て週1回時給1300円で2時間洗車を行っていたが社長さんから声がかかり有限会社「車と保険の達人」の正社員となった。スキマバイトは雇う側にも変化があり、スキマバイトを面接のように活用していて会社はいい人材を発掘しているとい。谷口さんの収入はタクシー時代が手取り25万円で現在は30万円ほどになった。さらに正社員になったことで遠方に行く仕事が入ると遠方手当がつくということ。谷口さんはトラック運転手経験もありこれまでのスキルを活かせる転職となった。
去年からの1年間で職種別の時給上昇率ベスト3を紹介、3位は経理・会計士・通訳等の専門事務。2位は薬剤師を含む薬局関係。特に都心部で薬局が増えていることから薬剤師などが必要となっている。1位は 編集・制作・撮影。SNSなどの広告が増加したことから需要が増えているということ。
スキマバイトや短期アルバイトの中で求人数が増えているのが、農業。農業の求人はこれまで春先に集中するのが定番だったが、ことしは、時期に関係なく増えている。星野リゾートが運営するリゾナーレ那須での農業求人を、ボシマックス・セイギが調査。リゾナーレ那須には、4万2000坪の農園があり、レストランの米と野菜を育てているほか、宿泊客は、収穫体験などが楽しめる。セイギは、黄色いピーマンを収穫し、そのまま試食。甘くておいしいという。ここで育てている野菜は無農薬。120種類以上の野菜やハーブを育てている。無農薬で珍しい品種を育てるため、栽培が難しく、野菜の入れ替え時期の春と秋は作業が増えることもあり、アルバイトを募集したという。募集はすぐに埋まるという。セイギの農作業アルバイトはここで終了。
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5時間半の農作業アルバイトが終了。時給1200円で、1日のバイト代は6600円だった。松陰寺は、時給1200円で、農業のことも学べていいなどと話した。
原田は、日本は世界のなかでも、女性の非正規雇用の割合が高い、同じ仕事をしているなら、正社員も非正規も同じ待遇になるように変わっていかなければならないなどと話した。林は、機械化すれば、人はいらなくなる、不足しているのは人手ではなく機械、今は技術進歩が中途半端な過渡期、経営者と従業員がウィンウィンになるかたちをとれれば、乗り越えられるのではないかなどと話した。