大阪関西万博への参加を表明している約160の国と地域や国際機関から担当者を集めた会議は、きのうから奈良市で開かれている。2日目となるきょうは、海外の参加国が自前でパビリオンを建設する「タイプA」、博覧会協会が建設した建物を単独で借りる「タイプB」、協会が建設した建物に複数の国で入る「タイプC」のそれぞれタイプ別に説明が行われた。このうち「タイプC」の準備の進め方について博覧会協会の担当者は、9月までに展示スペースを各国へ受け渡してから順次内装工事を始めてもらい、11月には展示品を日本へ輸送、開幕1か月前の来年3月13日までに展示の準備を終えるというスケジュールの目安を示していた。また、内装工事で守らなければならない建築基準法や消防法の内容のほか、パビリオン内でレストランを営業する場合に必要な食品衛生法の手続きなどについても説明を行った。