大阪府が府内の子どもたちを万博に無料招待する”万博遠足”を巡って今日、大阪教職員組合が”NO”を突きつけたという。組合としては「爆発事故などがあり、安全が保証されていると思えず、学校単位での万博招待中止をもとめる」としている。大阪府内の約1900校に対し行われた万博への”来場意向調査アンケート”では「学校単位での訪問を希望するか」に対しては「希望する」「未定・検討中」という2つの選択肢はあったが「希望しない」がなく、一部不満も出ていたという。この調査では約7割の学校が「希望する」と回答し、「未定・検討中」は約2割と回答、1割が未回答だったという。このアンケートについて”来場を矯正しているようだ”との声も聞かれている。組合の会見では米山書記長が「意向調査の段階で出さないと、バスの割当がないかもしれないなどと書かれ、非常に圧力的なものと受け取られる中身だった。市単位で行くことが決まっていて押し付けられるような状態も聞く」などと話した。吉村知事は「課題も指摘される中、一生懸命準備し、次の社会に繋がる万博ができれば」などとしている。