成田は学生らにお金とはなにか?と投げかけた。その答えには過去の記憶と語り、誰かが自分で作ったものがほしいと言ってお金をもらった。お金は過去に何が起きたかを皆で記録する装置だと答えた。皆がお金持ちを目指すのはお金をたくさん持っていることは過去に価値のあることをして作ってきたからだと答えた。しかし長い目でみるとそれは必要なのか?と感じてしまうという。また自身が今度出す本「22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する」について成田はその著書の中でお金はいずれ消えてなくなるという話をしているという。お金が過去にその人がどんなことをしてきたかなどを知るために頼るしか無いという。今の時代はスマホに莫大なデータがあり、お金のような単純なものに還元しなくてよくなると答え、次第に世の中もそうなってきていると答え、比べにくいものになっていくと答えた。また人間が人間を評価するのではなく、人と比較できないデータを処理する存在が生まれればお金や本業のような尺度はいらなくなるはずだと語った。