- 出演者
- 成田悠輔
今回は成田が学生記者の取材に本気で回答。
オープニング映像。
学生新聞記者が紹介された。彼らは中高生新聞という全国の中学・高校に配布する新聞を発刊している。服部さんは成田悠輔に学生時代は?と聞いた。成田は高校時代は寝ていたと答え、目覚めると本や漫画を読んだり、映画をみたり音楽を聴いたりダメニートのような生活をしていたという。公に語れるようなほど大した考えをもっていなかったと語った。その中で大学進学を決めた理由は?に成田は高校を卒業した時には大学受験をしていなかったが、その頃に父親が失踪してしまい、母親が心を病んでしまったという。そんな状況でと無気力な様子に愚痴をこぼされたという。そこで一番安易にわかりやすいモラトリアムが大学へ行くことだったという。
岡部さんは成田の本業について質問した。その答えに成田は大学で授業などを担当し、研究のようなこともして論文、ソフトウェアを作るなどと答えた。その中で何が本業か?と聞かれると自分でもわからないと答えたが今は自分でもその状態に納得していると答えた。成田はさらに学生に家族も学校も偏差値も全部忘れて自分だけのために生きてほしいと伝えた。また良し悪しの尺度を人生、社会から取り除いていくことが大事だと答えた。また成田はその状態に誰もがなれるものか?という学生からの質問に目指すことはできると語る。例に「お金」について評価や学歴と同等とされるお金について学生と語り合ったが、岡部さんはお金が必要なのか?について、自分の子どもが学校に入りたい、習い事をしたいという時に叶えてあげられるようなお金を持っていたいという。成田はその意見に最低限のお金やモノがあってその先お金はどれくらい大事かと語り、お金持ちはさらにお金を求めているが不思議に思わないか?と投げかけたが、成田はその分析に人間を測ったり記録したりする物差しが少ないので結果としてお金にしか頼るしかなくなっていると答えた。
成田は学生らにお金とはなにか?と投げかけた。その答えには過去の記憶と語り、誰かが自分で作ったものがほしいと言ってお金をもらった。お金は過去に何が起きたかを皆で記録する装置だと答えた。皆がお金持ちを目指すのはお金をたくさん持っていることは過去に価値のあることをして作ってきたからだと答えた。しかし長い目でみるとそれは必要なのか?と感じてしまうという。また自身が今度出す本「22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する」について成田はその著書の中でお金はいずれ消えてなくなるという話をしているという。お金が過去にその人がどんなことをしてきたかなどを知るために頼るしか無いという。今の時代はスマホに莫大なデータがあり、お金のような単純なものに還元しなくてよくなると答え、次第に世の中もそうなってきていると答え、比べにくいものになっていくと答えた。また人間が人間を評価するのではなく、人と比較できないデータを処理する存在が生まれればお金や本業のような尺度はいらなくなるはずだと語った。
- キーワード
- 22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する
自身の想定した未来になるとして投資するなら?という学生からの質問にインデックス投資と答えたが株の実績はすごいと語り、他の資産をみても株ほど実績を積み重ねてきたものはないと詳細に語った。